弘法大師作の十一面観音様

金剛寺観音堂に安置されている十一面観音像は、弘法大師作と伝えられており、甲斐国三十三観音の一つに数えられております。
古来より早天雨乞いの観音様として、地域の方々に親しまれています。
ふくよかなお姿をし、口には作成当時の物と思われる紅が残っております。
大変優しいお姿の十一面観音様です。
直接ご案内出来ますので、参拝のご希望の方は金剛寺までご連絡ください。
また3月にはこの観音様をお祀りする観音祭典が執り行われており、どなたでもご参列頂けます。

甲斐國三十三観音霊場

甲斐國三十三観音霊場は、甲斐国(山梨県)の観音霊場であります。成立は、文化十一年(一八一四年)に完成された『甲斐国志』に既に記載されており、霊場として定められたのはそれ以前であると考えられています。
藤巻勝氏著の『甲斐国三十三ヶ所巡礼記』によると他寺院の御詠歌の碑によって算出され、おおよそ元禄十三年(一七〇〇年)頃に定まったのではないかと推測されています。
寺運衰退や時代の変遷がありながらも、古来より多くの巡礼の方々によって脈々と受け継がれ、現代もなお親しまれております。